2018/03/14

「人財創造フォーラム」様主催の研究会で『タレントマネジメントによる人財育成』と題し、講演をさせていただきました!

タレントマネジメント講演

去る3月14日(水)NPO法人「人財創造フォーラム」様主催の研究会で、講演をさせて頂く機会がありました。

最近、様々なチャネルで講演の機会を頂くことがありますが、スポーツと組織改革・人財育成とスポーツとガバナンスなど、スポーツマネジメントに関するのお題を頂くことが続いていました。それはそれで、「タレントマネジメント」や「人財育成と組織改革」のひとつの実践の場としては、意義深い研究材料でもあり、まとまったお話をするために客観的な分析や整理をすることができ、自分なりの見解を述べる貴重な機会となっていました。

今回は、当該NPO法人のトップの方が弊社のホームページを観てくださり、『タレントマネジメントによる人財育成』について企業経営者や人事担当役員に照準を合わせた話をぜひしてほしいとおっしゃったと、後日事務局の方からお聞きしました。まさに、私にとって「一丁目一番地」のお題をいただいたことになります。

聴けば、この研究会は、私の番で98回目、あと2回で100回という伝統ある「研究会」で、理事長は法政大学の元総長である清成忠男氏、件のトップの方は大手生保で専務取締役まで務められた方で、その方と事務局の方とで後日打合せをすることになりました。

その打合せの際に、本研究会の趣旨や目的、参加者の層、講演へのニーズやその背景、弊社ホームページのどこに関心を持って頂いたかなど、お聴きするつもりでいましたが、せっかくなので、前月の研究会にお邪魔し、その会の雰囲気を見せて頂くことにしました。ちょうどその会が理事長講演だったこともあり、『時代の転換・新旧交代』と題して、政治・経済のマクロ視点からの概況とその洞察から、近未来の政治や産業における組織から個人にいにいたるまでの新旧交代劇について、持論を展開されるというとても面白いお話しで、この同じ場で、私の講演が務まるだろうかと、少々不安になったほどでした。

研究会終了後、トップ(常務理事)の方や事務局との打合せは、もっぱら互いの「組織論・人財育成論」。「人財一人ひとりの成長の総和が組織の成長そのものであるという基本に立ち、個人の成長と組織の成長をいかに繋げるか」「次代を担う人的財産を創造すること、具体的には将来の経営幹部育成が重要な経営課題でありそこに貢献したい」「さらには、それらが社会の未来を作ること」に視野をむけていることなど、驚くほどビジョンや課題意識が一致し、「人財」の「財」の字をずっと使ってきていることが共通点であることもその背景やビジョンの共感につながりました。そして、そのなかでも最も波長が合ったのが「内省力」についてのディスカッションでした。彼らが注目してくださったのは、弊社のアプローチが「顧客に寄り添った、プロジェクト並走型の人財育成」であること、「アクションラーニングやメンタリングインタビューを多用」したものであること、とりわけ、ホームページに掲載した記事の「人の成長には「内省力」が必要です」と、博報堂コンサルティング様のHPに掲載して頂いたインタビュー記事 だったということでした。

そこまでホームページの記事を読み込んでくださったこともさることながら、興味をお持ちいただき具体的なリクエストを頂いた限り、その期待には何としてもお応えしなくてはなりません。

改めて、これまでやってきたこと、自分の信念やビジョンに基づくやり方、すなわち「タレントマネジメント」のあり方、「人財育成や組織の成長を促してきた実践での経験値」について「内省」し、事例をアップデートし、改めてプレゼン資料を整理して発表させていただきました。

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研究会当日、結果として、自分にとっても「ああ、やはり、私はこれを伝えなければならないのだ」と、最もしっくりとはまった講演となりました。前のめりになりうなづきながら聞いてくださる方々、熱心にメモを取りながら聞いてくださる方々、名刺交換や質問に並んでくださった方々からも、大いなる反応を頂きました。

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早々に、当日中に数件お問い合わせもいただき、「人と組織」の課題について向き合っている経営者や人事担当の方がいかに多いかということも改めて認識するとともに、何かお役に立ちたいという私自身の「内発的動機」にも刺激を頂きました。

幸い、当該NPO法人のトップの方も「臨場感と説得力があって面白かった」「ここが良かったと思う、この話が面白かった」と、具体的にご評価を頂くことができました。実のところ、ここ数か月では最も重い宿題でしたが、ようやく果たせほっとするとともに、自分の「一丁目一番地」に取り組むことが私自身も自らの内省や内発的動機につながるのだと、改めて思えた機会でもありました。改めて、貴重な機会を頂いた、NPO法人「人財創造フォーラム」様、O様、S様に、心から感謝申し上げます。

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