2014/12/25

「私、オタマジャクシ、なんです!」  インタビューによるメンタリングの効用

メンタリング・インタビュー

「ツイッター市」でインタビューを受けてくださった、コスモピア「田子みどり」社長。

いつも自然体でこの番組のパーソナリティを務めておられ、慣れた場ではあるものの、インタビューを受ける(自分のことを語る)のはあまり得意ではないとおっしゃっていた田子さん。(そういう方のインタビューはちょっと難しいんです。) 最初は表情も硬いところがありましたが、時ににこやかに、時に起業家としてスタートされた学生の頃や、萩の明倫小学校や萩高校生の頃の自身に思いを馳せて、志に満ちた表情など、よい表情を見せてくださいました。

長いお付き合いの周りの方々も知らない一面も、多々お話し下さいましたが、田子さんが、言語化された一番の気づき・・・それは、「私、オタマジャクシ、なんです。」

学生起業家として名を馳せ、経営者歴も30年の田子さんから出た意外とも思えるこの言葉に、どんな真意(意識)が込められていたのでしょうか?

彼女自身の謙虚さや自然体の表れとも取れますし、何より彼女がまだまだ夢や志をもちエネルギーを溜めているようにも取れます。或いは、自分の完成度、達成感に対する自己評価とも受け取れます。

私には「まだまだ、未来に向かって、成長し続けたい、夢を持ち続けたい。ジャンプしてやるぞ~」という内に秘めたエネルギーと、やはり彼女のひたむきな前向きさと謙虚さの裏返しと読み取れました。

その言葉がインタビュー半ばででてきてから、後半のお話は、故郷であり「ふるさと大使」を務められる萩のお話になり、彼女の萩への思いがより強いモチベーションの源になっていることもよくわかりました。P1020702_fb

以下に、インタビューの後、 田子さんから頂いた感想と私がお返しした振返りのコメントを、掲載させていただきます。

もちろんその人の性格によっても反応は三者三様ですが、メンタリングやインタビューの効用が少しばかりでもご理解いただけると思います。

■ 田子さんの感想

「私はまな板の鯉として、竹内さんのインタビューを受けながら、自分の内面を見つめ直すという、ラッキーな役割。心地よいインタビューに、だんだんとアイスブレイクして、放送中であることも忘れてペラペラと喋りました。(中略)竹内さんは豊富な経験と高いインテリジェンス、そして持って生まれたネアカで旺盛な好奇心で、何を言っても受け止めてもらえて、自分を肯定することができました^ ^ なんか面白いこと言わなきゃと思ったんですが、話しているうちに自分の世界に入っていきました。いい機会をいただきました。」

■ 私からお返ししたコメント

「田子さん、昨日は、急な振りにも拘わらず、本当にありがとうございました。最終的に『自分を肯定する』ことできたということは、とても大事な感覚だと思います。昨日のインタビューの中で、『オタマジャクシ』という言葉を田子さん自身が言語化し、その言葉に出会ったことが、最大の『気づき』であり、今後の行動のベースにさえなるかもしれません。

「ああ、私はまだ『オタマジャクシ』なんだから、ジャンプするぞー」という前向きな意思、行動力の(それも今までよりもっと大胆になれてしまうような)原動力になると思います。また「萩」への思いもこれまでより一層強くなり、田子さん自身の大事な行動指針として、深く認識されるような気も致しました。」IMG_2619

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