警視庁 本所警察署の「春の交通安全運動」パレードに参加しました！

今回は、少々いつもと違う体験のお話です。これも、時間は少しばかり遡ります。

去る4月2日、春休みに入り新年度最初の日曜日。警視庁本所警察署の「春の交通安全運動」のパレードに参加してきました。

実は、本件は、当初「Ｂリーグ」の「大河正明」チェアマンに出演依頼がされたもの。ところが、この日は、Ｂリーグ開幕シーズンの東地区優勝チームが決定する可能性があり、その場合、チェアマンが優勝杯を渡すという大事なお役目があります。さすがに、チェアマンは、そちらを外すわけにはいかず、そこで、急遽、私がチェアマン「代理」として仰せつかったというのが種明かしです。

地域の皆さんに「交通安全」を呼びかける。こんな活動も「Ｂリーグ」のＳＲ（社会的責任）としての活動として大切なことです。普段、何気なく歩いたり、車に乗ったりしている私たち。交通網や道路網が整備され、行きたいところに行き、乗りたいものに乗れる、そんな当たり前の安心・安全な生活が送れるのも、日本の優秀な警察の方々が守ってくださっているおかげでもあり、それがゆえに、私たち一人ひとりは交通ルールを守ることが大切。そんな当たり前のことを普段はさほど深くは意識していないなあと、署内の控室でやや手持ち無沙汰に考えていました。

一方で、この機会が「Ｂリーグ」を知っていただくためのよい機会になればいいなと思いながら、パレードを歩くという未知の経験を前に、少しばかり緊張しながら出番を待っていました。

出番はあっという間にやってきて、本所警察署内の会場で、署長、墨田区長のごあいさつ、そして、子供たちの前で「交通安全宣言」を読み上げさせていただきました。

その後、署長さんや区長さんとの懇談を経て、パレードへ。

パレードに参加したのは、「Ｂリーグ」の東京・千葉地区の（当時）B1とB2の５クラブ。「千葉ジェッツ」「アルバルク東京」「サンロッカーズ渋谷」「アースフレンズ東京Ｚ」「東京エクセレンス」からチアの皆さんと、マスコットの「ジャンボくん」（千葉ジェッツ）、「ルーク」（アルバルク東京）「tex」（東京エクセレンス）。実は、これがなかなか豪華な顔ぶれです。

いよいよ、白バイに先導頂き、パレードの出発です。先頭は、墨田区長さん、本所警察署長さん、墨田区交通安全協会会長さん、そして三人のチアと、私。その後に、チアの皆さんやマスコットたちが続きます。白バイに先導されながら、本所警察署前からスカイツリーのある「そらまち」まで、約40分をかけて、「交通ルールを守りましょう」「交通事故を防ぎましょう」と呼びかけながら、楽しく歩きました。

区長さんも警察署長さんも、「Ｂリーグ」との接点は初めてでいらしたようで、控室でもご説明をさせて頂きましたが、それより何より、チアの皆さんに囲まれ、ことのほか、にこやかでいらっしゃいました。笑。

墨田区は、残念ながらＢリーグにはホームタウンとするクラブはないのですが、「アルバルク東京」が墨田区体育館で何試合かを開催したご縁のあるところ。何といっても、相撲でお馴染みの「両国国技館」があり、伝統的な文化とスポーツを愛する土地柄です。沿道の皆さんも、たくさんの方々が足を止め、手を振ったり、声をかけてくださったり、「Ｂリーグ」のチアやマスコットたちと触れ合っていただくこともでき、私にまで、激励の言葉をかけて頂きました。

40分ほどのパレードの終着地点は、お馴染みの「スカイツリー」。（恥ずかしながら、スカイツリーもそらまちも、私はこの時初めて訪れたのですが、それは内緒です。）「そらまち」は、家族連れから若者まで多くのお客様で賑わっており、文字通り、一つの街を形成していました。パレードの最後は、「そらまち」の広場で、各クラブのチアが踊りを披露。考えてみれば、Ｂリーグのレギュラーシーズンでも、これだけのクラブのチアが一同に会することはありません。見ていただいたお客様は、かなりお得感がありましたよ。チアたちも、いつもに増して、お客様と近い距離で踊ったり子供たちと触れ合ったり・・、川岸に咲いていた桜に負けないくらい、笑顔が満開でした。

久々のお天気の良い日曜日。いつもと違う体験をし、また、「Ｂリーグ」を知っていただく機会を持てたこと、チアの皆さんとともに私たちもオフザコートで、地域の皆さんに「交通安全」という、身近で大切な社会活動ができたことに、またいつもとは違う充実感を持てた時間でした。お世話になった、墨田区の皆さん、本所警察署の皆さん、各クラブのチアの皆さん、ありがとうございました。そして、ジャンボくん、ルーク、texも、最後まで頑張りました。