去る1月9日(金)午後2時。キリリと引き締まる凛とした冬の空気と、とても都会とは思えない空間に皆さんの心のこもった設えのなか、「中村龍太」さんのインタビューをさせて頂きました。場所は「ダンクソフト浅草サテライトギャラリー」。
龍太さんは「スパイ」を自称し、「サイボウズ」と「ダンクソフト」の二社に所属するという「副業」ならぬ「複業」中。
いつになく「緊張する」を繰り返す龍太さん。少しウォーミングアップの雑談をしながら、予定どおり「現在」から少しずつ時間を遡ってみることにしました。「なぜスパイなのか?」、転職にあたり「なぜサイボウズとダンクソフトだったのか?」のあたりから、ボールを投げてみることに。
転職に際して考えたこと、新しい働き方「複業」に至った経緯とそのモチベーションは?、さらに、ライフワークとして取り組まれている「食と農業」、学生さんの前で伝えること、パエリアとの関わり・・・。そして「過去」へと時計を巻き戻していきます。子供の頃の転園・転校のお話、高校時代のお父様とのお話、就職のきっかけ、NEC時代やマイクロソフト時代のエピソードと、また時間を戻ってきました。
インタビューが進むにつれ、彼の中の共通軸や、そのオリジンとなる原体験や潜在意識が浮かび上がってきました。
身振り手振りも加え、表情力豊かに、時に、深く内面に向き合う表情を見せる龍太さんの口から、だんだんと「闘わない」「だれもやったことがない」「人ができないことをやる」「壁を超える」「つなげたいと思った」「群れない」「自分がわくわくする、人が楽しい」「触媒」「いいとこどり」といった言葉が、でてくるようになりました。
ギャラリーの二階 和の大広間でスタートして約1時間強、その後、休憩のお茶をはさみ、一階のおもてなしテーブルでのインタビューは、さらに1時間に及びました。
さて、彼の「行動特性」や「強み」はどんなところなのでしょうか? インタビューにより彼自身の「気づき」はあったのでしょうか?
長時間のインタビューを受けて下さった中村龍太さん、この企画とディレクション、音声画像等、すべて現場の仕切りをやってくださったダンクソフトの星野社長、心のこもった設えをしてくださったギャラリー心(しん)の土井伸さん、酒井 啓之さん、同席並びに写真を撮ってくださった星野真弓さん、永岡恵美子さん、素敵な「場」を、どうもありがとうございました。