2016/10/04

「Bリーグがつなげる渋谷の未来」Future Sessionに、ゲスト登壇者兼テーブルファシリテーターとして参加しました!!

フューチャーセッション・イノベーションファシリテーター

この秋、新しいバスケットボールのプロリーグ”Bリーグ”が生まれること、ご存知ですか?

そのうえ、サンロッカーズ渋谷、アルバルク東京という最強の2チームが渋谷をホームに活躍すること、ご存知でしたか?

そう、この秋から渋谷は、バスケットボールのまちになるかもしれません。

今年6月、フューチャーセッションズ(野村恭彦代表)のホームページに、こんな言葉で始まるサイトが立ち上がりました。

渋谷のスクランブル交差点から始まる「渋谷センター街」を「バスケットボール・ストリート」と呼ぶことを、このときまだ、私は知りませんでした。それと同じくらい、このときは、まだ「Bリーグ」の開幕を多くの方がご存じなかったと思います。「バスケットボール・ストリート」とは当初から関係があったわけではありませんが、「Bリーグ」は、実は、もともと「渋谷」と相性が良かったんです。というのも、綿密なマーケケットリサーチの結果、バスケットボールの最も潜在的なファン層は10代の女性(10代女性で17.5%、同男性は12.8%)。すなわち、渋谷に集まる若者たちが、バスケの観戦ターゲットであり最もポテンシャルのあるセグメントであるとターゲティングし、数々のマーケティング戦略が動いていました。

従って、今年3月に初めて「Bリーグ」の期間限定アンテナショップを出したのも「渋谷MODI」でしたし、その後も「渋谷ロフト」さんや「渋谷ちかみち」など、(その後全国に展開していますが)渋谷に集中的に限定ショップを出店してきました。そして、歴史的開幕第一戦は、言うまでもなく、バスケの聖地「代々木体育館」(開幕戦に限っては、1万人収容可能な第一体育館)です。

その最初の「渋谷MODI」のショップ出店の際、まだ開局前の「渋谷のラジオ」(以降、渋ラジ)の再建者の一人であり、個人的に5年前から中央エフエムで共演していた「佐藤勝」さんに、ショップとBリーグのPRをさせてもらえないか?とお願いして、リーグの広報のメンバと出演させて頂いたのが、「Bリーグ」と「渋ラジ」との最初のご縁でした。

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(「渋谷のラジオ」の開局前日、Bリーグと「渋谷MODI」のアンテナショップのPRに、リーグ広報のメンバとラジオ出演させて頂きました。)

その直後、偶然にも、渋ラジに私のファシリテーションの師匠である「野村恭彦」さんがパーソナリティを務める番組「渋谷つながる部」をもたれていることがわかりました。時を同じくして「サンロッカーズ」、続いて「アルバルク」が、相次ぎホームタウンを「渋谷」とするというニュースをリリースしました。それを聞いた佐藤さんや野村さん、そして「渋谷レボリューション部」パーソナリティの「佐竹美帆」さんが、渋谷と縁のあるバスケットを、またこの両チームを応援しようという声を上げてくださったと聞きました。

そうして、お二人の発案で、番組を飛び出して「バスケットで渋谷を盛り上げよう」という企画が生まれたのでした。

企画のアプローチは「フューチャーセッション」そして、お題は「Bリーグがつなげる渋谷の未来」。野村さんは、「フューチャーセッション」という手法で、未来志向のアイデアを創出し、イノベーションを起こす行動に結び付けるという多くの成功体験をもつプロフェッショナルであり伝道師のような人。そして、なんと、佐竹さんは、NFL(サンフランシスコ49ers GoldRush)の元チアリーダーで、スポーツ文化が地域を活性化するという本場をみてきた人。

彼らの発案は、企業(の福利厚生から始まった)チームである「アルバルク東京」「サンロッカーズ渋谷」も、これから渋谷に根付き、渋谷の人々に愛されるクラブになり、逆に渋谷を盛り上げるような地域貢献をしていくには、まだまだスタート地点に立ったばかりで、願ってもない機会であり本当に心強いサポートであったに違いありません。

想定されたゲスト登壇者は、佐竹さんのほか、渋谷をホームタウンとする「アルバルク東京」「サンロッカーズ渋谷」から、下出恒平さん、宮野仁さん、応援団として、慶應義塾大学SDM研究科准教授あり、日本スポーツ振興センターの神武直彦さん、そして会場を提供してくださったTRUNK HOTEL準備室の河西健大さん、そして、私にも「師匠」から声がかかったわけです。

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メインファシリテーターである「大御所」野村さんを中心に企画は進み、本フューチャーセッションは、7月から9月までの3回限定で、これまた渋谷の「TRUNK HOTEL準備室」という想像力や発想力を刺激する、クリエイティブな場で開催されることになりました。

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(会場としてお借りしたTRUNK HOTEL準備室。コンセプチュアルでどこかほっとする空間は、想像力と発想力を刺激してくれます。)

第1回の7月は「新しいスポーツ文化が、渋谷のつながりをどう変えるポテンシャルがあるのか?」というテーマ。「スポーツ文化がどれだけ地域の人たちを盛り上げられるか?」をゲスト登壇者それぞれの問題意識を中心にディスカッションするという趣向です。スポーツで渋谷を盛り上げる、渋谷の力をスポーツ(チーム)に借りる。など、多少、ゲスト登壇者のお家事情は出ましたが、30人を超えて集まっくださった参加者が、それぞれ議論したいテーマのゲストのチームにジョインし、私たちゲストは、それぞれでテーブルファシリテーターを務めます。

  1. 女性が足を運びたくなるゲームとは? (佐竹さん)
  2. サンロッカーズの上手な地元への自己紹介とは?(宮野さん)
  3. コクリエイティブスポーツの10年後をどうつくるか?(神武さん)
  4. バスケット2チームのブランディング戦略(河西さん)
  5. いかに素早くトヨタではなく、アルバルク東京と呼ばれるか?(下出さん)
  6. スポーツでどんな社会課題を解決できるか?(私、竹内)

参加者は、facebookや口コミで集まった「スポーツ」や「渋谷」、「街づくり」、「ネットワーキングやつながること」などに興味があることくらいが共通点の皆さん。もちろん全員がボランティアです。それぞれの方が、スポーツや街づくりに対する思いを持ち語って下さり、3回通して参加してくださった方や遠くから新幹線で駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。その多様性が、相互にインスピレーションを創発して、どんどんアイデアを生み出していきます。

個人的には、ファシリテーターを務めながらどんどん記録をPCからインプットしつつ「場」を作り、皆さんのコミットを高めていく、野村さんの「神技」を久しぶりに目の当たりにしたのも刺激的でした。

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宿題と、ゲスト登壇者の打合せを経て、第2回は「渋谷をバスケットコートにするアイデアを生み出そう!」という問い。いよいよ、渋谷のまちにバスケットがどう乗り込んでいくか?「バスケットボールをあまり知らない人にも楽しんでもらう」ためのアイデアを考えることになりました。こうなると、単なるアイデア出しだけではなく、実現可能性やコストも考えなければなりません。最終的には、「サンロッカーズ」と「アルバルク」が、本気で実行するというコミットの元、アイデアが絞り込まれていきました。

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そして、迎えた第3回。いよいよ、渋谷をバスケでつなぐアクション始動!

3回のフューチャーセッションででた皆さんのアイデアを集約し、「渋谷の『バスケットストリート』でパレードをする」というプロジェクトに集約していきました。まずは、バスケを知ってもらう、チームを知ってもらう、「Bリーグ」を知ってもらう、一方で、お店や地域に還元し、チームが商店街を応援する、選手が渋谷やそこに集まる人々とリアルにつながる。その第一歩として、開幕1週間前の9月16日に、パレードを行うことになりました。

9月16日(金)17時。朝からの小雨もなんとか上がり、山手線がストップするというアクシデントもありましたが、「バスケットボールストリート」は、赤と黄色で染まり、選手と街の人たちがとても近い距離で接することができました。通りかかった方々や若者たちは、2m近いバスケットの選手と間近で接するのが初めての方も多かったようでした。

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まずは「知ってもらう」「身近に感じてもらう」その一歩は進めることができました。スクランブル交差点の向こうにある「バスケットストリート」は賑わい、盛り上がりました。メディアにもたくさん来てくださいました。とはいえ、チームやリーグの存在が、具体的に街や商店街に還元できるほど、何かができたわけではありません。むしろ、一方的に、応援していただいた感は否めません。

ただ、バスケが街に溶け込み、子供たちに関わり、感動を与えたり、社会課題を解決する一助になる、バスケを通じて地域のつながりをつくる。フューチャーセッションがいつも目指している「応援し合える関係をつくる」その本当に小さな一歩ができたように思いました。そして、その「応援し合える関係」というゴールにたくさんのシュートを決められる、そうならなければ、チームは渋谷のチームと言えるようにはなりません。また、バスケットボールや「Bリーグ」も成功はないと断言してもよいと思います。

今回は、一方的に応援してもらうプロジェクトとなりましたが、この関係を継続し、進めていくことによって、本当に「渋谷のチーム」といえるチームになってほしいと思います。そのために、私も、「自分ゴト」として、頑張っていきたいと思います。

3回のフューチャーセッションに参加してくださり多様なアイデアを出して下さった皆さん、野村さんはじめ今回のゲストの皆さん、そして渋ラジの佐藤さんはじめ、応援してくださった関係者の皆さん、ありがとうございました。「渋谷」×「バスケ」、「渋ラジ」×「Bリーグ」の関係をこれからも育ていき、多くの地域や人々に還元していけるようになるまで、「渋谷にこのチームがあってよかった」と多くの方に言っていただける日まで、ぜひ、見届けてください!!

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