2016/09/29

日経ビジネススクール×早稲田大学ビジネススクール主催「MBA Essentials 2016<アドバンスコース>『ダイバーシティマネジメント』」のコーディネーター兼ファシリテーターを務めました! 第一話

ダイバーシティ教育

日経新聞ビジネススクールと早稲田大学ビジネススクールによる、「MBA Essentials 2016<アドバンス> コース 『ダイバーシティマネジメント』」。
とあるご縁で、このコースのコーディネーター兼ファシリテーターを、仰せつかりました。ご存知のように両「冠」は、ビジネススクールやビジネスパーソン向け教育の老舗中の老舗。しかも、メイン講師は、「川本裕子」早稲田大学 大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。

少々身構えてしまいそうになるところですが、「『ワークショップ』をふんだんに取り入れ、学びを「自分ゴト」にすることを狙いたい。」そう日経新聞の担当者からお聞きし、「ダイバーシティ」の学びに最も肝要な視点が入れられていることにも共感、さらには、それが日本の第一線で活躍される川本先生とのコラボレーションでできるならば、こんな貴重なありがたい機会はない、そして純粋に「面白そう」と、根っからの怖いもの知らずで、お受けすることにしました。

役者は、川本先生と、自身経営者であり女性活躍推進で気鋭のOMOYA Inc.代表「猪熊真理子」さんと、私。まさに多様でこの贅沢な布陣がすんなり決まったのも日経ならではのなせる業。川本先生の「アカデミアからのマクロ視点」と「グローバル視点」からの知見と、若い猪熊さんの「実践知」のインプット、そして、ワークショップは、内容もファシリテーターもすべて私に任せて頂けるとのことで、願ってもない企画がスタートしました。

早朝と土曜日に実施するというのは、川本先生のアイデア。2度目の打合せでお会いした時に「夜しかセミナーがないっていうのが、そもそも粘土層のおじさんの発想なのよね。」との一言に、納得しきり。

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(主要会場として想定した「虎ノ門ヒルズカフェ」は、定員オーバーで2日目のみの利用となりました。)

何度かの打合せとメールのやり取りで、「受講者の動的な学びを促す双方向参加型のプログラム運営」と「理論と実践」の両方を学ぶというコンセプトが明確になりました。ちょっと話を聴いたり本を読んだだけで「わかった気になりがちな『ダイバーシティ』」は、そういう中途半端な学びがかえって「多様性を阻害する」「変革の抵抗者になる」という川本先生の自説は、私たちも経験的に分かっているつもりでいましたが、そう言語化されると説得力を持って腹に落ちました。だからこそ、「ダイバーシティの本質をちゃんと理解する」ということを、レクチャとワークショップで徹底的にやりたいと、そういう(誤解を恐れずに言うと)実験場にしたいと、思うようになりました。そして、もうひとつのコンセプトは、ともすれば「たいへんだ」「効率が悪い」と思われがちな「ダイバーシティ」を楽しく学んでいただくことです。

そういう意味で、今まではたいてい単独でやってきた「ダイバーシティ」セミナーでのレクチャとワークショップがどれだけ効果があるか(それなりに経験をして自信はあったつもりでしたが)、真の学ぶ楽しさを実感できる場になっているか、それらをチェックするよい機会にもなりましたし、なにより、お二人の(これまでのキャリア、多くの社外取締役経験や、政府関係委員の経験からあふれ出る川本先生のマクロ視点の知見と、猪熊さんの多様な経験値からの)レクチャという、贅沢なインプットを活かし、効果を最大化するワークショップを改めて設計してみるということは、私にとっても、チャレンジングかつとてもエクサイティングなワークでした。

「ダイバーシティを本質的に理解する」とは?「ダイバーシティ・マネジメント」を理解するとは?「ダイバーシティの実践者になれる」とは、どういうことか? 再度、私の中で体系的な知識や自らの経験、様々な方の知見や新しい情報を棚卸し、立てた仮説を一つずつ検証すべくコンセプトを積み上げ、シナリオを複数作り上げました。それを言語化したものが、今回学びのテーマに入れたかった「ダイバーシティ・リテラシー」「ダイバーシティ・コミュニケーション」「ダイバーシティ・リーダーシップ」です。それらを紐解き、あるべき姿を描き、その構成要素に因数分解し、検証してみる。。。という作業は、興味の尽きない時間となり、コース設計・カリキュラム設計とともにワークショップのファシリテーションシナリオとして形になっていきました。

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そうして、担当者や先生方との打ち合わせを経て、下記のような、アジェンダが出来上がりました。

1日目 土曜開催 川本先生による「「ダイバーシティ・マネジメント」~世界の最新モードを知る」 & 振り返りワークショップ

2日目 早朝開催 猪熊さんによるインスピレーショントーク: 「女性が活躍する組織とイノベーションを生み出すダイバーシティマネジメント」 & Q&Aセッション

3日目 早朝開催 丸ごとワークショップ「ダイバーシティ・リテラシー」を「自分ごと」として身に付ける!

4日目 土曜開催 「ダイバーシティ・リーダーシップ」を身に付ける! & クロージング&ネットワーキングランチョン

ふたを開けてみると、主要会場と想定した「虎ノ門ヒルズカフェ」は、50名強という人数が入り切れず、2日目のみ利用という嬉しい悲鳴となりました。(1日目は大手町のグローバルビジネスハブ、3日目は虎ノ門ヒルズのホール、4日目は早稲田大学日本橋キャンパスで実施。)早朝開催の2回はサンドイッチの朝食つき、最終回のネットワーキングランチョンは、総勢60名強の立食パーティというさりげなさと華やかさの演出も忘れません。

そうして、当日を迎えるわけですが、もう一つ忘れてはならないことは、受講者の方々の状況(プロファイル、知識やスキル、環境、役割)とニーズです。そして、川本先生のレクチャや猪熊さんのプレゼンに対してどんな反応をされるか・・・それらを観察して、ファシリテーションのシナリオや期待値調整、内容を再度考えることも辞さないつもりで、初日を迎えました。

・・・To be continued

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