2015/11/24

「メンタリング・インタビュー」 ダンクソフト「星野晃一郎」社長編 第三話

メンタリング・インタビュー

去る10月29日、北海道別海町で実施させて頂いた「メンタリング・インタビュー ダンクソフト 星野晃一郎社長 編」の第三話です。前々回から3回に渡り、そのインタビューの記録をレポートしています。

 

いよいよ核心に迫るべく、「星野さんご自身のミッションは何か?」を訊いてみた。

やや鋭い目つきに変わり、意外にも話題がコンピュータに戻った。ITや情報理論の課題として、日本のコンピュータにおける致命的な欠陥があると指摘する。「全角」と「半角」があること。ここに手を入れて対応する仕組みを作っていかないと、グローバルなシステムに繋がっていく上では致命傷である。さすが、根っからの「コンピューターエンジニア」らしい。そういう本質的な問題に目を反らさない。

一方で、「人と人をつなぐ、地域と地域をつなぐ」という経験を積んでいき、その姿を見せていくこと。

そういえば、星野さんがパーソナリティを務め、ご一緒させて頂いている中央エフエムのラジオ番組「ツイッター市」も、そんな「つなぎ、発信する」場として、長く(ゆるくではあるが)いろいろな経験値を視聴者に届ける場として、震災の年以来ずっと続いている。当初「ビジネスマッチング、地域興し、ペーパーレス」と一見バラバラに見えるテーマで始まった「ツイッター市」が、星野さんのかじ取りによってそれらのテーマが一本の道に合流した。星野さん自身、中央区の地域興しのつもりではあったが、それまでは地方には興味がなかったという。この流れの変化たるや、である。

さて、スポーツ好きの星野さんが最近注目されているのがラグビーだそうだ。ゴールを取ることが目的のサッカーと違い、ラグビーはゴール(2点)よりトライ(5点)の得点が高い。トライすることに価値がある。その価値観に共感されるという。「トライ、即ち、経験、実証実験を繰り返すことで、価値が生まれる。」

「一人ひとりが考えて実験し、実験して得られた経験値こそ価値がある。」

経験値を積み重ね、それを「サテライトオフィス」という一つの形として実証し、地方創生や雇用創出、ワーク・ライフ・バランスという面で具現化し貢献してきたダンクソフトの、フロンティアとしての歩みは、今や、日本で最もとんがっている。

「極端なこと、とんがっていることを、ゆるーいリーダーシップでやってみせる」星野さん。私の仮説はそんなに間違ってはいなかった。そして「そのこころ」のいくつかを紐解かせて頂けたかなと思う。

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星野さんの「持ち味」を一言で言うのは難しいが、「人を信じる。人を受け入れる。」「人のトライ(チャレンジ)を重んじ、そこに価値を作りだす。そんな(トライをさせる)『場』を作ることに長けた人。」「新しいし、とんがっているし、先頭を進んでいるが、実は、身を委ね、役割を受け入れ、視界を広げ、遊ばせることで、流れを作っていく。」「星野さんの跡に道ができる。」そんな風に見える。

そんな彼のバックグラウンドに、音楽やスポーツ、オープンな家庭環境から学んだ、クリエイティブで自律的な視点、オープンで柔らかい姿勢があるように思う。

 

星野さん曰く「羊飼いのリーダーシップ」。間違いなく、先頭に立ちぐいぐい引っ張るタイプではない。

キーワードは、「羊飼い」にしようかと思ったが、ご本人が気に入ってくださったのは、「ゆるキャラ」だった。笑。ルックス(失礼)も、物言いも(ゆるキャラがしゃべるのはあまり聞いたことがないが)そのイメージである。そして、「ゆるキャラ」は、とんがっていて象徴的であり、そして、愛されて、人を引き寄せる。

星野さんが喜んでくださったので、これで行こう。

ビートルズ

(こんなひょうきんなこともお付き合いくださる星野さん。北海道別海町にて。)

 

星野さんの幸福感は、新しい体験をすること、面白いこと、知的好奇心を追い続けること。自らのアンテナが反応することに身を任せる。そんな星野さんは、やはり生涯現役である。

そして、勝手を言わせていただけるならば、ゆるーく、永ーく、ご一緒させて頂きたい。

The End.

 

長時間に渡るインタビューに答えて頂いた星野さん、また、セッティングにご協力いただいたダンクソフト板林さん、菊池さん、北海道別海町の加藤さん、山本さん、松舘さん、場所のご提供を頂いた「On Cafe」さん、そしていつも素敵な写真を撮ってくださる星野真弓さん、ご協力、本当にありがとうございました。

 

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