2017/09/18

Bリーグ「第二幕」に向けて「新人選手研修」を実施しました。 ~ その2 ~

スポーツ・バスケットボール・Bリーグ

2017_18シーズン開幕を2か月後に控えた2017年7月21日。つま恋リゾートに、続々と選手たちが集まってきました。Bリーグ初の「新人選手研修」(開幕に当たる昨年は、「全」選手研修)が始まりました。

研修のテーマは、「プロフェッショナルとは何かを考える」。昨年と同じく、選手に、オンザコートのみならずオフザコートでも「自分たちのプレーと、人間性と、立ち居振る舞いで、お客様を呼べますか?」と問い、自ら考えてもらう研修です。さらに、Bリーグとしての「プロフェッショナル」は、(社会や地域に貢献するだけでなく)、「社会を輝かせられる存在たれ」と求めます。

それは、もはや、答えを与えられることではなく、また、正解が決まっているわけではなく、自ら考え、一人ひとりが自分のスタイルを作っていく、そのことを求めているともいえます。

もちろん、選手の皆さんは、そんなことを言われるの初めて・・・という、ほとんどが大学を卒業したばかりの皆さん。最初は戸惑うことも多かったようですが、考えてもらうべきこと、フレームワーク、必要な知識を2日間でみっちり学習していくと共に、その場で、自分のプロとしての姿を作りこんでもらいました。

2日間の主なカリキュラムは、大河チェアマンからのメッセージ、オリエンテーション、Bリーグのビジネス、クラブのビジネス、メディア・トレーニング、リスクマネジメント、規程・規律、SNS、SR(社会的責任)、アンチドーピング、審判とのコミュニケーション など。それ以外にプロアスリートからの講話、クラブ社長からのメッセージ、各先輩Bリーガーからのメッセージなども入りました。

私は、全体設計に関わらせてもらったほか、当日は、チェアマンメッセージに続く、「オリエンテーション」を担当、「Bリーグ誕生までの歴史」「皆さんへの期待値」「フレームワーク」「選手メンター制度」を約30分で説明する役回りです。もちろん、冒頭ですから、皆さん不安と期待が入り混じった硬い表情のなか、先輩Bリーガーの何人かの「あるある」とうなづく反応や、熱心にメモを取る姿が、壇上からも印象的でした。

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各カリキュラムは、昨年よりもいっそう実践型、アクションラーニング型に改訂、メディア・トレーニングも、SRも、審判とのコミュケーションも、ロールプレイングを多く取り入れて頂いたもの。講師の先生方が企画スタッフと熱心に作りこんでくださり、会場で受講する選手たちも、時に硬い表情でのインタビューや実演にはなるものの、その真剣な取り組みと吸収する力には、たびたび感嘆の声が出ました。また、すべてのカリキュラムでは、毎回「振り返り」の時間を設け、彼らが自らと向き合い、プロとしての姿をイメージし、言葉にしていきます。少し慣れてきた後半は、そのことを楽しんでいるようにも見え、とても頼もしく思えたのが、何より印象的でした。

想定通り、受講後のアンケートや彼らのワークの後をトレースすると、彼らのbefore & afterでのプロフェッショナル像が大きく変わっていたことがわかります。一定の研修の狙うところは、伝わったのではないでしょうか。

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2日間の選手研修後は、選手メンターの皆さんだけに残ってもらい、さらに研修、情報交換、(もう一晩泊まってもらって)の懇親会。

クラブのスタッフの方々とリーグ、クラブのスタッフ同士は、想像以上にコミュニケーションをする機会が少なく、様々な話を聞き、彼らの悩みを知り、実態に耳を傾けることができたのも本当に貴重な機会になりました。どうしても、クラブとリーグは同じ高みを目指しているとはいえ、立場の違い、置かれている状況の違いで、利害が相反する場合があります。クラブやリーグの中でも、選手、HC、経営側、フロント、現場、と立場の違いを理解することは、なかなか容易なことではありません。こういう場での、丁寧なコミュニケーション、いざとなったら相談のできる関係の構築はとても大事だと痛いほど感じました。

2日間、真剣に自分の「プロフェッショナル」という姿に取り組み、考えてくださった選手たち、彼らに寄り添う覚悟と様々な日々の業務をこなしクラブを支え、陰になり日向になり選手を盛り上げるメンターの皆さん、そして、今年も、Bリーグ選手研修に全力でサポートし知恵とノウハウを提供してくださった心強いパートナーの「チーム山愛」のキャリアサポート事業部「神田義輝」さん他の皆さん、講師を務めてくださった皆さん、とりわけ企画から反省会までお付き合いくださったメディア・トレーナーの「片上千恵」先生、SNSで渾身の講義と選手への多大なる影響を与えてくださったTRENSYSの「上田大介」先生には、本当に感謝申し上げます。

そして、何より、たくさんの兼務を抱えながら、2年連続で本研修の企画、運営実施をやりきったBリーグ内のスタッフのSさん、Kさん、彼らのコミットメントと(一つでも先輩Bリーガーのインタビュー動画を集めようと)粘り強い姿勢には本当に頭が下がりました。そして、最後にきりりと締めて頂き、かつ、一人ひとりのメンターの話にも耳を傾けてくださった、千葉ジェッツの島田慎二社長には、改めて感謝申し上げます。

いよいよ、2週間後には、2017_18シーズン、Bリーグ「第二幕」が始まります。

選手たちと共に私たちも、まだまだ、チャレンジそして成長していきます。

皆さん、ぜひ、ご期待ください!!

 

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