2015/12/15

滋賀県庁「県庁Σ塾」にお招き頂きました。 その1 人の「学び」とは?

講演・イベント・番組出演・取材

去る11月24日、滋賀県庁内で行われた勉強会「県庁Σ塾」にゲストスピーカーとしてお招きいただきました。

「県庁Σ塾」は、滋賀県庁の職員の方々を中心とする有志の勉強会で、塾長(代表)は、西嶋栄治副知事。
2008年から開かれ、回を重ねること今回が59回目。『「未来を拓く共生社会へ」の基本理念のもと、未来志向の「県政経営」を進めるため、職員が最大限に力を発揮し組織の力を最大化する「県庁力最大化」を目指し、高い志をもって自ら考え、自ら行動する』という、理念で自主的主体的に運営されています。

たまたま私の友人の中西大輔氏が運営スタッフをなさっている関係で、ご依頼を受けました。

中西氏からの要請は「基本的には、ゲストスピーカーに話題を提供してもらい塾生もフラットな関係で対話をする場です。知識を学ぶのではなく、ゲストの話す「思い」の中から「気づき」を持ち帰ることを大切にしてます」との由。共通の目標は、「県庁力最大化」を目指して「私はどう行動する」を考える。

こういうの、大好きです。

私が、人の「学び」に求めるものは、「自分で考える、考え抜く」こと

いわゆる講師の立場から何かしらの情報や知見を届けても、それを受け留める人が、「自分ならどうか。自分の立場なら何ができるか。」を考えなければ、単なる情報として右から左に流れていき、恐らくその人の「学び」にはならないからです。「学び」とは、他者から受け留めた思いや情報や知識が、受け身ではなく、その人なりの「気づき」に変換されて、その人が主体的に「引き出し」に入れること、そして何よりも、一人ひとりの「行動」に結び付かなければ、単なる知識としての飾り物に過ぎません。

情報や知識が、その人が咀嚼した「気づき」となり引き出しに収められて、さらには、別のシチュエイションで何度も取り出して活用され、応用されなければ、ほんとうのその人の「学び」にはならないと考えています。(それを内省力とも言っています。)そしてそれが活用され、応用される過程で、またその人の「学び」が追加・増幅されていく・・・それこそが、「身につく」ということだと思うのです。

話がそれましたが、そういう趣旨ならばと、喜んでお受けすることにしました。

とはいえ、題材として何を提供すればよいか・・・、「人財育成や組織作り」は、組織を問わず根っこは同じと考えている私ですが、そうはいっても、皆さんに興味を持っていただける話題は何だろうか? また、主宰者である中西さんは、どんなことを伝えてほしいのだろうか? 事前に中西さんからの希望もお聞きし、いくつかの話題を予め仕込んでおくことにしました。

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題して「人の能力を活かす、タレントマネジメント」。このテーマならば、どこから来ても大丈夫。

中西さんからの希望は、「個人のキャリア(人生)は職業生活(職業社会)では完結しないこと」「人の能力を活かすとはどういうことか」を、考えてほしいということでした。

彼の思いも加味し用意したのは、「タレントマネジメントとは何か?」「多様性のある組織で人を活かすとは?」「人の育成と組織づくり」「なぜ、ダイバーシティか?」「人の能力とチームビルディング」などの話題とその事例です。事例は、企業研修から、産学連携、立命館大学校友会、スポーツ、地方創生などから抽出しました。

さて、当日は、18時半スタート。滋賀県生まれの私ですが、滋賀県庁の庁舎に入ったのは、何年ぶりでしょう?

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会場には、人事、研修、広報、政策、健康福祉関係、県民、税制、労務雇用等々、様々な職種の県庁職員の方から、県立病院の職員の方、お隣の京都市、短大の先生まで、多様な方が集まってくださいました。「タレントマネジメント」というテーマを知り、初めてこの塾に参加してくださったという方も。

さて、皆さんの関心や興味は? そして、狙い通り、皆さんが「自分ならどうする」を考える場とすることはできたでしょうか?

次回は、その具体的な議論の内容にも触れたいと思います。

To be continued…(次回へ続く)

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