2015/10/02

「あるべき看護の姿」を描くフューチャーセッションとまとめ

インターンシップ

TM Futureでインターンシップをしていた冨田です。これまでインターンシップでの気づきと学びをコラムにまとめてきましたが、いよいよそれも最後になりました。12番目となる最後のコラムはインターンシップの締めくくりとして行った「フューチャーセッション」についてです。

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最初のコラムにもありましたが、私は将来「看護師のための看護師」として看護師の人財育成、労働環境を中心とした臨床現場の課題について考え、日本の医療、看護に貢献していきたいと考えています。そこで「人財育成」、「働き方」について学ぶべく竹内さんにインターンシップの受け入れをお願いしました。

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期間中は多くの企業や組織への訪問を通して、人財育成のためにはスキルセットを明らかにする必要性があることや人と組織を成長させるための組織文化の醸成について学び、看護への応用の可能性を見出すことができました。一方で、サイボウズ株式会社訪問時に指摘頂いたように、課題を抽出するためには、まず理想について考える必要があることもわかってきました。

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そこで将来、臨床現場の課題について考えていくために、理想の看護の形を描くべく、「あるべき看護の姿」をテーマとしたワークショップを行いました。これまでの「超域」での活動やこのインターンシップを通してお会いした方々にお集まりいただき、フューチャーセッションという方式で、竹内さんのファシリテートのもと進めていきました。

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幸いにしてIT企業、衛生材料企業、訪問看護、区議会議員など、多様な方々にお集まり頂くことができました。そして、ワークショップのアウトプットとして、「Happyな入院ができる病院」において「看護師が患者に寄り添ってケアを提供できる」ようになるために必要な要素をまとめることができました。これから理想の看護を考え、臨床現場の課題を考えていく上でここで行なったまとめが「原点」になると思います。今後もこの理想の看護についてのまとめについて修正を重ねながら、これをもとに病院での看護の課題を抽出するための「診断ツール」を作成し、活用していきたいと考えています。

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さて、インターンシップを通じて、人財育成、組織文化についての大きな学びを得たと同時に、これらの学びもって臨床現場に貢献する必要性を確信できるようになりました。また「看護師のための看護師」として日本の医療・看護に貢献するというキャリアビジョンを実現するための選択肢をより具体的に考えられるようにもなりました。

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期間中、さまざまな立場の方がお忙しい中、私の学びのために訪問を受け入れてくださったのは、私のキャリアビジョンの実現に向けた期待と応援であり、それに応えるべくこれまでの学びを活かし、今後も努力していきたいと思います。

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最後になりましたが、インターンシップを行うにあたり,ご多忙にも関わらず快くインタビュー等をお受けくださいました皆様に心より御礼申し上げます。そしてインターンシップ生として受け入れてくださり、3ヶ月の長期にわたって非常に丁寧にご指導を賜りました株式会社TM Futureの竹内さんに深く感謝いたします。

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